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スタッフブログ

田辺市のネームバリュー

紀伊民報の記事によると田辺市は魅力・知名度がないそうだ。

詳細は紀伊民報の記事(リンク切れ)に譲るとして、
田辺市の魅力度は2点で638位(1000自治体中)。全国平均6.6点を下回り、県内対象14市町で最も順位が高い白浜町(16.5点、103位)を大きく下回った。

その他の評価項目でも、認知度が580位、観光意欲度591位、産品購入意欲度326位など惨憺たる結果に。。。。

「田辺市」にネームバリューがないことは、県外に進学や就職で出たことがある人には周知の事実。隣の大阪の人にも「田辺市」は知られていない。白浜町に行ったことがある人にも、北隣に位置し、車でもJRでも必ず通過する田辺市のことはほとんど知られていない。

県観光振興課「観光客動態調査報告書」で平成17年の観光客数をみると、県内では5,608,010人で和歌山市がトップ。2位が田辺市で4,163,703人。3位は白浜町で3,055,711人。観光客数で言えば田辺市は白浜町をはるかにしのぐ。

一方、旧市町村ではどうかというと、平成16年の調査では和歌山市、白浜町、那智勝浦町、高野町、串本町についで本宮町が1,151,033人で6位、旧田辺市が857,646人(11位)、龍神村が747,434人(13位)、中辺路町が698,704人(14位)、大塔村が193,451人(35位)。旧田辺市の観光客数は新市域の観光客数の20%強にすぎない。

要するに、彼らはあくまで南紀、熊野、熊野古道、本宮町、龍神温泉に来ており、田辺市に来るわけではない。そして田辺市に来たという自覚がないまま帰っている。

兵庫県で言えば、「城崎、出石に旅行へ行く」と言っても「豊岡に旅行に行く」とは言わない。これと同じ。(城崎町、出石町は平成17年4月1日豊岡市と合併)

県下第二の都市で紀南の中心地。
井の中の蛙なんですが。。。

とにかく、新市も「田辺市」という名称になったので、田辺市を売り込まなければ。。。

みなさん「田辺市」をよろしく!!!

【うめっち】