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梅の歴史

和歌山県は梅の産地で、収穫される梅は高品質な「紀州梅」として全国的に有名です。なかでも、田辺市とみなべ町の梅の収穫量は全国の収穫量の50%以上を占めています。その梅産地はどのように形成されたのでしょう?

江戸時代初期、田辺領(田辺市とみなべ町周辺)では、領主安藤直次が荒れ地に梅を栽培することを奨励したため梅の栽培が盛んになったといわれています。以来、400年、養分に乏しく礫質で崩れやすい斜面を利用して薪炭林を残しつつ梅林を配置し、高品質な梅を持続的に生産してきた方法が、2015(平成27)年に「みなべ・田辺の梅システム」として世界農業遺産に認定されました。

ここでは、日本の梅と紀州田辺の梅の歴史をご紹介します。

※『紀州田辺の梅』A4 20ページ PDFファイルはこちら
令和3年版(7MB)
令和4年版(7MB)
令和5年版(8MB)