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スタッフブログ

天日干し風景

梅干を漬け終わり、空き地やビニールハウスで天日干しされている風景をあちこちで見かけるようになりました。中でも空き地一面に天日干ししている様は梅の産地ならではといったところで大変絵になります。

天日干し場所からは梅干の「すっぱい」とも「しょっぱい」ともいえる香りが風にのって漂っています。近づくと口の中から唾液が…。

3日ほどの天日干しが終わると、梅の実の水分がほどよく抜け、風味が増します。天日干しが終わった梅は「白干梅」と呼ばれており、日光でカビや細菌の繁殖が抑制されているので長期保存が可能です。
そのまま食べても良いですし、先にこのブログで紹介した梅ごはんにして食べたり、実をほぐして素麺やパスタ、冷しゃぶサラダに入れるのもおいしいです。あと、しそ梅にしたり、食べたい量だけ塩抜きして、ハチミツ梅などにしてもいいです。作り方は以下を参考にしてください。

■■しそ梅■■
「白干梅1kg」と「もみじそ500g」で白干梅ともみじそが交互になるように容器に入れます。梅酢を全体が浸かるまで入れて約1か月漬け込みます。漬け込み後、干したものが好みの場合、天日干しをしてください。
◎梅酢がない場合、梅酢なしでも出来ます。

■■ハチミツ梅■■
みりん・砂糖・ハチミツ各200gを混ぜ合わせ、塩抜きした白干梅1kgを約1週間漬けます。
保存は冷蔵庫で、消費は1週間が目安です。

◎塩抜きの方法は…
梅干500gを水3リットルの中に入れ塩小さじ1杯を加え、約12時間おいた後、塩水を捨て、再度同じことをくり返してください。
塩抜きした梅干しは長期保存できません。冷蔵庫保存で消費は1週間が目安です。

【梅初心者】