本文にスキップ

スタッフブログ

世界農業遺産認定10周年記念式典を開催しました!

2025年10月17日㊎、みなべ・田辺の梅システム 認定10周年記念式典・シンポジウム(みなべ・田辺地域世界農業遺産推進協議会主催)が開催されました。
みなべ町清川の県指定無形民俗文化財「名之内の獅子舞」披露のあと、 主催者であるみなべ・田辺地域世界農業遺産推進協議会会長の山本秀平みなべ町長の開会あいさつ、ご来賓の宮﨑泉和歌山県知事、(公財)地球環境戦略研究機関 竹内和彦理事長、農林水産省農村振興局農村政策部 鳥獣対策・農村環境課 農村環境対策室の吉見友弘室長の祝辞とつづき、基調講演として、世界農業遺産等専門家会議委員長で、東京大学大学院農学生命科学研究科の八木信行教授に「みなべ・田辺の梅システムの世界的意義とその未来」をテーマに発表していただきました。

午後からは、新たな取組事例を2例紹介、まずは、(一社)日本ウェルビーイング推進協議会の島田由香代表理事による『和歌山発!農業遺産が創るウェルビーイングな人と地域』。前段、教育テック大学院大学大和田順子教授より今までの振り返りがありました。

続いて紀州梅の会の取組で「梅干し万博漬け」についてです。まずは2025大阪・関西万博テーマ事業プロデューサー小山薫堂氏よりいただいたビデオレター『梅干というEARTH FOOD』の上映。続いて、小山氏が代表を務め、シグネチャーパビリオン「EARTH MART」の展示を担った(株)オレンジ・アンド・パートナーズより代表取締役副社長の萩尾友樹氏にお越しいただき、『万博漬け~2050年に向けて』と題し、ご発表いただきました。

その後、農業遺産アドバイザー(元国連大学客員研究員)永田明氏をコーディネーターに迎え、『未来へつなぐ みなべ・田辺の梅システム~世界農業遺産認定10周年を迎えて』と題しパネルディスカッションを行いました。パネラーは梅農家の山本宗一郎氏、秋津川振興会の北川弘康会長、(株)濱田社長で若梅会会長の濱田朝康氏、神島高校(楠谷日菜さん、福島シュウさん、那須正樹教員)、南部高校(大﨑拓さん、細谷慧さん、谷口和久教員)のみなさんです。

内容はインターネットのニュースなどをご参照ください。

最後、協議会副会長 真砂充敏田辺市長の閉会の挨拶で無事終了しました。

名之内の獅子舞
山本会長
宮﨑知事
竹内理事長
吉見室長
八木委員長
島田氏、大和田教授
小山プロデューサー
萩尾副社長
パネルディスカッション
真砂副会長

今回、昼食時間を11:30~13:00まで長めに取り、その間に地域の取組、認定地域の展示を行い、希望する団体には展示ブースの前で説明を行っていただきました。
ブースの様子を一部ご紹介します。

みなべ・田辺地域
他の認定地域
紀州梅の会


秋津川振興会
神島高校
まちキャンパスプロジェクト
炭づくりは山づくり
会場の様子