本文にスキップ

スタッフブログ

品種紹介 白王(はくおう)

白王は田辺市で、甲州系小梅から選抜された系統です。

自家受粉しない南高梅の交配樹としても植えられています。

最適な交配樹の種類は地域によって異なりますが、一番多く使われているのはこの白王です。

品種特性
 樹勢は中で枝梢は細く長く密生する。
 開花は早く自家結実性が高い。
 葉枝は赤褐色に着色する。
 果実は5月下旬~6月始めに成熟し、4~6gになる。

白王の花
2007.2.16撮影
白王の実
2007.5.2撮影

白王の実
2007.5.27撮影
白王の収穫の様子

白王はかなり大きな木になります。高いところの実は、脚立に乗って収穫します。てっぺんの方は届くのか?
ここの園地で収穫された梅が一番上の写真です。青梅として出荷されます。

熟して落下した白王

くさって落ちたのではありません。梅干用にはこのように熟して落下したものが最適なのです。落下しはじめたら毎日落下しますので、毎日収穫に行きます。農家の方は大変です。