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スタッフブログ

衣笠中学校 梅の天日干し体験

こんにちは、うめっちです。

2007年9月6日、衣笠中学校の農業体験シリーズ最終回。生産農家での天日干し体験が行われましたあいにくの曇天でしたが、学生たちは涼しくて良かったかも。今日は快晴で蒸し暑いので。。。

それから、参考までに6月25日に自分たちが漬けたものは8月22日に干しています。

一軒目の農家では漬け樽から梅を木ザラに移し変えていました。

テクニックが必要で、生徒たちがやってみると、梅がかさなったり、広がらなかったりと。。。

二軒目の農家では木ザラの梅をひっつかないように広げながら、つぶれた梅を取り除いていました。

三軒目の農家でも木ザラに梅を広げる作業をしていました。

あいにくの天気でしたが、雨除けのカバーをとり、梅をひっくり返す作業をさせていただきました。

四軒目です。

こちらの農家ではプラのセイロを使わず、ざるで梅をすくい並べていきます。

やり方は各農家でマチマチです。

木ザラを並べます。太陽があたるように斜めに傾けて並べます。要するに南が低く北が高くなるように木ザラを置くのです。この時期田辺に来れば木ザラの向きで大体の方角が分かります(立地条件により異なる場合もあります)。

みんなが見守るなか梅を裏返しています。ひとつひとつ梅を裏返すのは困難なので、このような道具も。田辺市の農家で開発された道具です。

この後、梅干しに災難が。。。。

その後選別作業です。傷がないのはA級品、傷の大きさによりB級、C級と等級が下がっていきます。これがなかなか難しい。 

昼からは中田食品の本社工場見学です。

南高梅はオートメーション化された現代においても手で容器に詰められます。果皮が柔らかく破れやすいので1粒1粒手で入れているのです。

中田食品本社、本社工場遠景

中田食品は梅干し業界最大手。
1997年、天皇皇后両陛下が和歌山県に行幸啓された際に本社工場をご覧になられました。