
クビアカツヤカミキリは、特定外来生物で、幼虫はモモ、スモモ、ウメ、サクラ等、バラ科の樹木の内部を食害し、枯死させます。県内では、令和5年5月現在、5市2町で確認されています。また、県外では公園や街路等のサクラに深刻な被害が出ています。
産地を守るためには早期発見、拡散防止の対策が必要です。フラス(虫糞と木くず)を発見したら下記までご連絡ください。
なお、成虫を発見した場合は、捕殺のうえ、ご連絡をお願いします。
■農地の場合
西牟婁振興局 農業水産振興課 26-7941
■森林の場合
西牟婁振興局 林務課 26-7911
■公共施設の場合
施設管理者
■民有地(農地・森林以外)の場合
田辺市環境課 26-9927
◎施設管理者の方はこちらの通報体制をご覧の上、通報願います。
◎参考リンク
クビアカツヤカミキリの成虫・フラス詳細

①クビアカツヤカミキリの成虫
体長は2.5~4cm
触角は長く、体に光沢がある
胸部(赤い部分)の両端に突起がある

②フラス(虫糞と木くず)

③株元のフラス
1本がうどん(ひき肉)のように細長い ②参照
1本ずつがゆるくつながっている ②参照
株元に大量のフラスを輩出する ③参照
新しいものは黄色っぽく、古いものは茶色っぽい
※画像提供:和歌山県