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梅の効用

唾液の分泌促進

梅干しを見るだけで唾液が出てくる人も多いのではないでしょうか?
唾液は、体を健康に保つうえで非常に重要な役割を果たしています。食べ物の消化を助けたり、食べ物を飲み込みやすくしたり、味を感じやすくしたりする働きのほか、酸を中和して口内を中性に保つ、細菌の繁殖を抑えるといった働きがあります。
また、再石灰化によって歯を修復し、虫歯になりにくくする働きもあります。

梅はアルカリ性食品

酸性食品をとりすぎると血液は酸性に傾き、血液が汚れて流れにくくなります。梅はカリウム・カルシウム・マグネシウム・鉄分などアルカリ性ミネラルを含む食品。酸性食品中心(加工食品など) の食生活を改善し、血液を弱アルカリ性に保つ手助けをしてくれます。

疲労軽減、血流改善、カルシウム吸収促進(クエン酸)

梅には、野菜や果物の中でもトップクラスの量のクエン酸が含まれています。
クエン酸は、食欲を増進する働きのほか、継続摂取することにより、日常生活や運動後の疲労感を軽減することが報告されています。また、血小板凝集を抑制し、その結果として血流が改善される可能性が示されています。さらには、カルシウムや鉄の吸収促進作用があり、骨粗しょう症や貧血の予防効果も期待できます。

抗酸化作用・動脈硬化予防(β- カロテン)

梅には、野菜や果物の中でもトップクラスの量のクエン酸が含まれています。
クエン酸は、食欲を増進する働きのほか、継続摂取することにより、日常生活や運動後の疲労感を軽減することが報告されています。また、血小板凝集を抑制し、その結果として血流が改善される可能性が示されています。さらには、カルシウムや鉄の吸収促進作用があり、骨粗しょう症や貧血の予防効果も期待できます。

抗酸化作用・動脈硬化予防(β- カロテン)

β- カロテンは動物や人間の体内でビタミンAに変わります。また、体内の活性酸素を減らす抗酸化作用があるため、活性酸素の働きで作られる過酸化脂質が引き起こす動脈硬化を予防したり、老化やがんの発生に対しても効果があると考えられます。

抗ウイルス効果(梅ポリフェノール)

梅や梅干しなどに含まれるポリフェノールが、微量でインフルエンザウイルスや新型コロナウイルス等に強い増殖抑制作用や消毒作用があり、安全性も高いものであることが分かりました。
※摂取して感染しない、予防できる、ということではありません。

塩分調整(カリウム)

カリウムはナトリウムを体外に出しやすくする作用があるため、塩分の摂りすぎを調節するのに役立ちます。また、細胞内液の浸透圧を調整して一定に保つ働きがあり、体液のp H バランスを保つ役割も果たしています。
塩の代わりに梅干しの塩分で調理してみてはいかがでしょうか?

ムメフラール

農林水産省食品総合研究所の研究で、梅エキスから血液をサラサラにする「ムメフラール」という物質が発見されています。この「ムメフラール」とは、梅に含まれる糖「5-ヒドロキシメチルフルフラール(HMF)」とクエン酸が加熱されることによって結合し、生まれる成分で、血流を改善し、動脈硬化などの生活習慣病を予防することが解ってきました。